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浦崎谺叉琉
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伝聞によると
勘の鋭い電波発信源。
いいひと。
萌え殺し絵描き。
攻め(責め?)句が上手い。
モノマネちょっとできる。(声系)

だそうです。

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ショートストーリーのつもりでほのぼの的なBLカップリングやギャグや時には真面目なSSを書き込んだりする気まぐれスペース。一時的メモっぽい。
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2006/09/25  05:28:07
部屋の中は、淫猥な媚薬と精液の匂いで充満していた。
「毛利!」

毛利は相当憔悴しているようだ。
もともと身長も高くない…つーかちっこい。女みたいだ。
腰や腕も折れそうに細くて。
「うう」
「風呂場まで歩けるか?」
何とか立ち上がろうとするが、脚に力が入らないようだ。
仕方ないので横抱きにして風呂場まで運ぶ。
こんな姿と、血の乾き具合でまともに体を洗う事も許されなかったのだろう。
「もとちか…すまない」

あやまんなよ、馬鹿。
そんな格好になってまで…。

服を脱がせて背中から温めの湯を流す。傷に水が沁みているようだが、化膿すると困るので良く洗う。
「外すぞ、ピアス」
「……」
わずかに頷く元就。屈辱的な記憶でもよみがえったのか、顔をを赤らめている。
「っ…」
「…ン」
丁寧に外そうとしても、そこにある皮膚を引っ張る事に変わりはないので、元就は震えながら耐えていた。
背中につけられたピアスは6つ。左右それぞれ肩甲骨に沿って付いていた。

まるで天使の翼の傷跡のように。

「取れたぞ。今度は前だ」
前を振り向いたヤツを見たとき、俺は仰天した。
先ほどは下着をつけていたのでわからなかったが、明智のヤツは毛利の性器にまで穴を開けてやがる。
「あ、あまり……見るな」
「そう言う状況じゃねーだろ」
「ぅ」
シャワーノズルを毛利に持たせ、体の上から湯を流しながら胸のピアスを外しにかかる。
「ぅ……い」
わずかだが不本意な刺激を被っている毛利が可哀想に思えてくる。
ホントは好きな女にでも相手して欲しいような刺激なのに。
人に触られるって事は、自分で同じような事をするときと感覚が全く違うしな。
なるべく労りながら乳首・鎖骨のピアスを取り除いた。

「…」
「…あとは自分で取る」
紅潮した元就が弱弱しく言った。どうやら触られたくないらしい。
「でも、これカリ首ン所にもあるし、他にも……」
「で、では。たのむ…」
こういうところにピアスって、性感をよくするんだっけ?
刺された時痛かったろうな……。そういったあまり欲情もしない端的な疑問をめぐらせつつ外していった。
全て外し終わった後、もう一度湯で洗い流し、清潔なタオルで体を拭く。

適当に服を漁ったら、いかにもと言った感じの緑のパジャマを見つけた。
フラフラの元就に着せる。
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