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プロフィール
HN:
浦崎谺叉琉
性別:
非公開
趣味:
惰眠
自己紹介:
伝聞によると
勘の鋭い電波発信源。
いいひと。
萌え殺し絵描き。
攻め(責め?)句が上手い。
モノマネちょっとできる。(声系)
だそうです。
[ここの動作環境]
OS:
Windows 2000
Windows XP
Browser:
InternetExplorer 6.0
Netscape:7.1
Firefox:1.5
Sleipnir:2.1
Opera:8.5
勘の鋭い電波発信源。
いいひと。
萌え殺し絵描き。
攻め(責め?)句が上手い。
モノマネちょっとできる。(声系)
だそうです。
[ここの動作環境]
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ショートストーリーのつもりでほのぼの的なBLカップリングやギャグや時には真面目なSSを書き込んだりする気まぐれスペース。一時的メモっぽい。
2024/10/21
13:00:46
2006/10/21
01:44:36
サミシイ? 我は…。
そうだ、我は奴と一緒にいた時どんな顔をしていたんだろう?
この違和感の正体がわからぬ。
まるで五感の全てに膜が張ってあるようだ……。
そんな風にもやもやした気持ちを抱えたまま城に戻っていた矢先、いきなり何者かの襲撃を受けた。少数で行動していた故、奇襲に気付くのに遅れた。
「ぅぐ!!」
森に逃げ込む途中に脚に激痛が走った。見ると深々と矢が刺さっている。統制を失い草叢に転げ落ちる。
鎧でも着ていればもっと着地もましだったかもしれない。毛利は体を強かに打ち付けてしまった。
(…ふ、なんと無様な…駒でもこんな転がり方はせぬわ…)
太腿の矢は抜かずに、見つからぬよう深く草の生い茂っている方へ何とか這い移動する。そして敵がやり過ごすのを待つ。
「ああ、ここにいたんですね。毛利元就殿」
振り返るより早く頭を殴られ、毛利の意識は闇に落ちた。
美味しそうな匂いを辿ってきた甲斐がありました、久しぶりのご馳走です。
「こちらに来ていただくために多少乱暴をしたんです。突然の無礼申し訳ありません、フフフ」
「貴様は…明智光秀?」
蝋燭のわずかな明かりですら逆光になり、その者の輪郭は曖昧であったが、彼の纏った気質、含みのある口調が明智本人である事を認識させた。
「どういうこ…」
起き上がろうとして全身に痛みが走る。
明智が何故ここにいる?我を殺すためか??
「何故、我を殺さない?」
「何故って、殺したらそれで終わり。それはすごくつまらない」
「人質か?」
明智はくつくつ笑いながら。
「ええ、ええ。人質にもできます。ですが…」
「?」
明智が何を考えているのかまったく分からない。人質として捕縛しなかったのならば、何故自分はこのような状況に置かれているのか。
陰湿な空気が体を撫でる。殺気とは僅かに異なるおぞましい「気」。
「苦しみ足掻いて絶望に曝される毛利殿を見たくなったんです」
「…な…に?」
「ぅぐ!!」
森に逃げ込む途中に脚に激痛が走った。見ると深々と矢が刺さっている。統制を失い草叢に転げ落ちる。
鎧でも着ていればもっと着地もましだったかもしれない。毛利は体を強かに打ち付けてしまった。
(…ふ、なんと無様な…駒でもこんな転がり方はせぬわ…)
太腿の矢は抜かずに、見つからぬよう深く草の生い茂っている方へ何とか這い移動する。そして敵がやり過ごすのを待つ。
「ああ、ここにいたんですね。毛利元就殿」
振り返るより早く頭を殴られ、毛利の意識は闇に落ちた。
美味しそうな匂いを辿ってきた甲斐がありました、久しぶりのご馳走です。
「こちらに来ていただくために多少乱暴をしたんです。突然の無礼申し訳ありません、フフフ」
「貴様は…明智光秀?」
蝋燭のわずかな明かりですら逆光になり、その者の輪郭は曖昧であったが、彼の纏った気質、含みのある口調が明智本人である事を認識させた。
「どういうこ…」
起き上がろうとして全身に痛みが走る。
明智が何故ここにいる?我を殺すためか??
「何故、我を殺さない?」
「何故って、殺したらそれで終わり。それはすごくつまらない」
「人質か?」
明智はくつくつ笑いながら。
「ええ、ええ。人質にもできます。ですが…」
「?」
明智が何を考えているのかまったく分からない。人質として捕縛しなかったのならば、何故自分はこのような状況に置かれているのか。
陰湿な空気が体を撫でる。殺気とは僅かに異なるおぞましい「気」。
「苦しみ足掻いて絶望に曝される毛利殿を見たくなったんです」
「…な…に?」
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