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浦崎谺叉琉
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伝聞によると
勘の鋭い電波発信源。
いいひと。
萌え殺し絵描き。
攻め(責め?)句が上手い。
モノマネちょっとできる。(声系)

だそうです。

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2024/10/21  13:00:46
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2006/10/21  01:44:36

サミシイ? 我は…。

そうだ、我は奴と一緒にいた時どんな顔をしていたんだろう?

この違和感の正体がわからぬ。

まるで五感の全てに膜が張ってあるようだ……。

そんな風にもやもやした気持ちを抱えたまま城に戻っていた矢先、いきなり何者かの襲撃を受けた。少数で行動していた故、奇襲に気付くのに遅れた。
「ぅぐ!!」
森に逃げ込む途中に脚に激痛が走った。見ると深々と矢が刺さっている。統制を失い草叢に転げ落ちる。
鎧でも着ていればもっと着地もましだったかもしれない。毛利は体を強かに打ち付けてしまった。
(…ふ、なんと無様な…駒でもこんな転がり方はせぬわ…)
太腿の矢は抜かずに、見つからぬよう深く草の生い茂っている方へ何とか這い移動する。そして敵がやり過ごすのを待つ。
「ああ、ここにいたんですね。毛利元就殿」
振り返るより早く頭を殴られ、毛利の意識は闇に落ちた。







美味しそうな匂いを辿ってきた甲斐がありました、久しぶりのご馳走です。







「こちらに来ていただくために多少乱暴をしたんです。突然の無礼申し訳ありません、フフフ」
「貴様は…明智光秀?」
蝋燭のわずかな明かりですら逆光になり、その者の輪郭は曖昧であったが、彼の纏った気質、含みのある口調が明智本人である事を認識させた。
「どういうこ…」
起き上がろうとして全身に痛みが走る。

明智が何故ここにいる?我を殺すためか??
「何故、我を殺さない?」
「何故って、殺したらそれで終わり。それはすごくつまらない」
「人質か?」
明智はくつくつ笑いながら。
「ええ、ええ。人質にもできます。ですが…」
「?」
明智が何を考えているのかまったく分からない。人質として捕縛しなかったのならば、何故自分はこのような状況に置かれているのか。
陰湿な空気が体を撫でる。殺気とは僅かに異なるおぞましい「気」。

「苦しみ足掻いて絶望に曝される毛利殿を見たくなったんです」
「…な…に?」



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