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浦崎谺叉琉
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伝聞によると
勘の鋭い電波発信源。
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萌え殺し絵描き。
攻め(責め?)句が上手い。
モノマネちょっとできる。(声系)

だそうです。

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ショートストーリーのつもりでほのぼの的なBLカップリングやギャグや時には真面目なSSを書き込んだりする気まぐれスペース。一時的メモっぽい。
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2024/10/22  09:21:22
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2006/09/28  11:55:24
あんまり毛利の事は考えたくない。
考えるとどうしてもあのビデオの事を思い出す。


深夜を回った頃だろうか……。
不意に体が重いなと感じて目を覚ましたら毛利が俺の上に乗っかって抱き付いてる。
金縛りかと思ってビビったぞ。
「…なんだよ、トイレか?」
「ちょう……そかべ」
「熱出てるんだから、ちゃんと寝ろ」
つーか、寝てくれないと俺が困る。襲ってしまいそう。
「眠れぬ…」
眠れぬのだ。
泣きそうな声でそういって顔を俺の胸元にうずめて。
「あ…明智に、夜は……ずっと、その…」
ああ、明智にヤられた事が相当響いてるんだな……。
「安心しろよ、もうあいつは山崎に帰ったぜ」
「違う。い、いや確かにそうだが、その……あの・・・」
「はっきり言えよ?」
「………ぃ」
「ん?」
「したいのだ……元親と」
そういって口付けられる。
「…」

おいおいおいおいおいおいおい!
「ちょっ……毛利お前ッ」
「体が…疼くのだ。どうしようもないくらいで……うう」
「それってつまり…勃ってんのか?」
単刀直入に聞いた俺の言葉に、羞恥心を感じているみたいだ。小さく頷いて、さらに強く俺に擦り寄る。
マジかよ。俺より毛利の方が欲情してるって事デスカ?
「だから……その、我の事が嫌いかもしれないが、元親…」
抱いてくれ、我を助けてくれ。我は男だが、元親と、したい気持ちでいっぱいだ。
「毛利……」
潤んだ目をされても困る。お前は怪我人なのに。
「もとちか…下のアレが…勝手に…。でも痛いから我は、自分で触れない…」
「刺し傷があるんだから痛いのは当然だろ。化膿したらさらに痛みが酷くなるぞ」

そりゃ、今のこのシチュエーションは美味しいけど。
きっと熱で朦朧としているんだし、判断力とか低下している相手に襲い掛かったら俺は最低な男になってしまう。
だから…
「今日の所は、おとなしく寝てろよ…」
軽く抱き締める形で頭をなでる。
「でも、でもこのままだと我は狂いそうだ。明智がやってくる前は、こんな事起こらなかった」
「・・・」
(そうか、調教済みってやつか。明智め)
もしかしたら薬がまだ残っているのかも。だとしたら辛いな。

「じゃぁ、少し抜いてやるからよ、ベッドに戻れ」

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2006/09/27  05:12:09
「ほら、あーん」
「・・・・・・・」
「食えよ。口開けろよ」
唇を噛み締めてスプーンで掬った雑炊をまじまじと見つめる毛利。顔が赤いのは熱の所為だよな?
「自分で食うか?」
「我は子供ではないぞ」
「知ってる」
「で、でも体がだるいので…食わせてくれ」
「はいはい」
少しずつ飯を口に含み、ゆっくり噛んで嚥下する。
「あの…」
「何だ?」
「ふーふーするな」
「そのまま食ったら火傷するぞ」
「……」
「素直に食えよ」
茶碗一杯の雑炊を何とか食べ終え、再び寝かせる。

「後片付けとかは俺がやるからよ。寝てな?」
「…ぅむ」
なんも考えずに楽にしてろ。
そう告げて洗い物に取り掛かる。俺が初めて毛利の台所を見た時、水周りの滴が残っていた。
明智も台所に立つのだろうか?なんだか気持ち悪い。
洗濯やゴミ出しも済ませてあるようだから尚更だ。気色悪い。

あらかた終わって毛利の様子を伺う。
「具合どうだ?」
「すこぶる悪い…変な気分だ」
「まぁ、熱はまだあるみたいだし」
「…あな、穴をを開けられた所が…少し痛くて…」
「治るまでの辛抱だ」
前髪を掻き分けて額に触れる。

どちらが言い出す事もなく、今日の所は俺は毛利の部屋に泊まる事になった。座布団を敷布代わりにして、床にごろりと転がる。
「電気消すぞ?」
「う、うむ」
「明日また傷口の手当するからな。良く寝ておけよ」
「すまぬ」
毛利から借りた掛布をかぶって俺は眠りについた。
2006/09/26  05:51:39
 傷のある部分は丁寧に消毒した。
場所が場所だけに絆創膏は貼れない。そのままにして元就をベッドに寝かせた。

それにしても……なんだこの危ないグッズの数々は。

部屋のいたるところに使用済みと思われるディルド・ローター・バイブ・拘束具・潤滑剤が散乱している。
「毛利。ここにある…」
「見たくもない。処分してくれ」
「うん、全くだ」
ゴミ袋にあらかたぶち込んで一息ついたら既に夕方だった。
「なんか食うか?毛利」
「欲しくない」
「まともなもの食ってないんだろ?消化にいいもの作ってやるから」

実は近所で良さそうな素材を買っておいた。雑炊ぐらいなら何とか食えるだろう。具をいっぱいにして良く刻んで卵入れて。
生活感のない台所で材料を刻んでいく。

俺、何でこんなに世話焼いているんだろう……。
そっか、部下とかに対する感情とおんなじかな?世話女房。
そんな事言ったら殺されそうだが。

心配で仕方なかったんだ。
だから岡山の満喫で粘って…。
「もうすぐで出来るぞ。喉渇いたか?」
スポーツドリンク持って元就の傍に行く。ふと、顔が赤い事に気付く。あわてて額に手をやるとやはり熱い。
「熱出たか……まずいな」
「ねつ?さむいぞ……もとちか。さむい……」
「毛布出すよ。たぶんストレスで発熱したんだ」
「……」

布団を重ねて水分を取らせた。
「火加減見て来るな?」
「もとちか…」
「どした?何でも言えよ」
「そばにいてくれ…」
「雑炊持って来る」

反則だぞ、そんな切ない顔で。
2006/09/25  05:28:07
部屋の中は、淫猥な媚薬と精液の匂いで充満していた。
「毛利!」

毛利は相当憔悴しているようだ。
もともと身長も高くない…つーかちっこい。女みたいだ。
腰や腕も折れそうに細くて。
「うう」
「風呂場まで歩けるか?」
何とか立ち上がろうとするが、脚に力が入らないようだ。
仕方ないので横抱きにして風呂場まで運ぶ。
こんな姿と、血の乾き具合でまともに体を洗う事も許されなかったのだろう。
「もとちか…すまない」

あやまんなよ、馬鹿。
そんな格好になってまで…。

服を脱がせて背中から温めの湯を流す。傷に水が沁みているようだが、化膿すると困るので良く洗う。
「外すぞ、ピアス」
「……」
わずかに頷く元就。屈辱的な記憶でもよみがえったのか、顔をを赤らめている。
「っ…」
「…ン」
丁寧に外そうとしても、そこにある皮膚を引っ張る事に変わりはないので、元就は震えながら耐えていた。
背中につけられたピアスは6つ。左右それぞれ肩甲骨に沿って付いていた。

まるで天使の翼の傷跡のように。

「取れたぞ。今度は前だ」
前を振り向いたヤツを見たとき、俺は仰天した。
先ほどは下着をつけていたのでわからなかったが、明智のヤツは毛利の性器にまで穴を開けてやがる。
「あ、あまり……見るな」
「そう言う状況じゃねーだろ」
「ぅ」
シャワーノズルを毛利に持たせ、体の上から湯を流しながら胸のピアスを外しにかかる。
「ぅ……い」
わずかだが不本意な刺激を被っている毛利が可哀想に思えてくる。
ホントは好きな女にでも相手して欲しいような刺激なのに。
人に触られるって事は、自分で同じような事をするときと感覚が全く違うしな。
なるべく労りながら乳首・鎖骨のピアスを取り除いた。

「…」
「…あとは自分で取る」
紅潮した元就が弱弱しく言った。どうやら触られたくないらしい。
「でも、これカリ首ン所にもあるし、他にも……」
「で、では。たのむ…」
こういうところにピアスって、性感をよくするんだっけ?
刺された時痛かったろうな……。そういったあまり欲情もしない端的な疑問をめぐらせつつ外していった。
全て外し終わった後、もう一度湯で洗い流し、清潔なタオルで体を拭く。

適当に服を漁ったら、いかにもと言った感じの緑のパジャマを見つけた。
フラフラの元就に着せる。
2006/09/24  04:09:22
毛利の家には全く行った事がない。
それどころかあった事も面識もない。
でも「助けたくて居ても立ってもいられない」この気持ちはなんだろうか?
アイツとは単なるネット上の知り合いじゃないか。
どっちかと言うと「他人」。良く言って「友人」。それ以上にはならないはず…そう思っていた。
互いを軽くけなしあい、独特の雰囲気で付き合う見えない知り合い。
その「友人」が少々危険な目にあっている。


数日前。
明智から届いたビデオは生々しい毛利の陵辱が映し出されていた。
撮影しているカメラのアングルからは、毛利や明智の顔は見えない様になっている。時々映り込む毛利の顔は目隠しをされていた。
「・・・」
内容は到底素人が喜んでするようなものではなく、
画面の中の行為はその手のマゾが苦痛に喜びながら主人にせがむべきプレイ。
勿論毛利にそんな性癖はない。
プライドの高い毛利は明智のやる事なす事に必死で抵抗を重ね、明智は毛利の感じている屈辱的な快感を、毛利の本心から引きずりだそうとしていた。
「やっめ…ぇ。もう入ら…ぬ…」
「ひぎ…ぁ…くぁ…」

その手のビデオを今まで鑑賞したことがないわけではない。
だが、今回は少なからず知り合いがマニアックな行為に興じている(これは明智の身の表現だが)ことが己を焦らせた。
アイツの所へ行こう。場所、岡山に住んでるって事しかわかんねーけど。



いつでも毛利の所へ。いつでも声掛けられるようにメッセに常時ログインしていた。

「ちょうそかべ」
「!」


そう答えが返ってきたのは数日後の事だった。
やっと聞き出せた住所を辿って、毛利の住んでいると思われるマンションに着く。
「頼むから無事で…いや、無事じゃないんだろうな…」
マンションの3階、303号室の前に立つ。チャイムを鳴らした。
(明智が出てきたらぶん殴ってやる…)
「……?」
出てこない。おそるおそるドアノブに手をかけると、ドアはあっさり開いた。
「…もうり?俺だ、長曽我部だ!!」
反応はない。
「おーい、毛利、入るぞ?」
ワンルームマンションらしい。部屋の中央にうずくまっている毛利を見つけた。
「元就!!」
下着姿でシャツを一枚羽織った状態で猫の様に丸くなっている。
「元就?」
軽く揺さぶると元親の方を見て
「ちょうそ…かべ?」
消え入りそうな声で反応した。
「ああ、俺だよ」

初めて対面する毛利。こんな形で逢う事になろうとは…。
「ぃ…いた…。い」
「!?」

毛利の体には無数のピアスがつけられていた。乳首、わき腹、鎖骨の下…所々から血が滲んでる。
他にも拘束によって抵抗した際の擦り傷などが赤く残っていた。
「こりゃひでぇな。ピアス外すぞ?」
「・・・うむ、あ、つけられたのは其処だけじゃなくて…」
「?とりあえず、シャワーで血を流しながら外すぞ?」
毛利はこくんと頷いた。

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