むかつく 毛利元就の手記 Comment(0)

昨年11月末ごろに、突然元親と明智と竹中（何故かいつもの青い仮面をつけていなかった）と豊臣と見知らぬ子ザルが我が家に押しかけてきた。

「鍋パーチーしない？」

という元親の背後に「私の家がッ！パソコンが!!」と狼狽している明智が見えたので、即座にドアを閉め、施錠しようとしたら足を挟みこまれて侵入された。

半月近く居座られて我慢できなくなり全員追い出した。

そしたら元親が行方不明になった。
一週間位して戻ってきた。カステラと豚角煮まんとびわ茶をお土産にもらった。九州まで行ったんかい。


元親は勝手だ。むかつく。
だからこの間の節分の時に呼びだして、豆を叩きつけてやった。いい気味だ！
従弟の隆元、元春、隆景（こいつ等は我を『父上』と呼ぶ。元春が我の顔にそっくりな所為で呼ばれる羽目になった）と一緒に元親を痛めつけた。いいザマだ。


でも、うっかり今月14日はバレンタインだと言う事に気付いた。やはり我があげる側なのか？そうだろうな……。元親から、「14日、俺の家来いよ」ってメールが来たので行く事にする。チョコは明智に任せて、元親の家に届くらしいから。

恥かしい……チョコなんて我は買えぬ。でも、美味しいチョコだったら元親ちょっと食わせてくれないだろうか。はしたないな……でも……値段の高いチョコだから美味しいのだろうな。うん、美味しいに決まっておる。学生時代貰った時美味しかったし。

はぁ……